夜のメニュ 筍のバター醤油炒め

あっという間になくなりました

初物の筍がスーパーに並び始めました。どうも小ぶりでしたしお高いので見送っていたのですが、少し日が経ったせいか半額になっていましたので、引き取って参りました。灰汁抜きして少しそのまま食べてみたところ、やや灰汁が残ってしまっていましたので、炒めものにしました。ぱりぱりの歯応えで、あっという間に食べてしまいました(主に妻が)。

少し早いお花見散歩

三分咲きといった頃合い

お天気でしたので妻と共に近所の公園に散歩に行きました。何種類かの桜が植えられていまして、いくつかは咲き始めていました。満開のタイミングはあいにく都合が合わなさそうでしたので、一足早いお花見となりました。

ももんじや

珍しい光景

妻の弟夫婦と、両国ももんじやさんに伺いました。東京で牡丹鍋といえば、というお店かと思います。古く江戸時代は百獣屋と書いて「ももんじや」と読み、当時は忌避されていた肉食を供するお店の総称だったそうです。ももんじやさんは、かつては「ももんじや豊田屋」という屋号だったそうです。

牡丹と紅葉に加えて熊汁もいただきました。日本酒が進む良いお席でした。

菊池寛実記念智美術館

公式サイトより

先日箱根美術館を訪れた際に、こちらの展覧会のパンフレットが目に留まり、是非参ろうと思った次第です。菊池寛実記念智美術館は菊池智が蒐集した現代陶芸作品を展示しており、一定の期間毎に企画展をするようです。菊池寛実は実業で明治から昭和を生きた大富豪で、菊池智はその三女だそうです。

館内は撮影ができないのですが、所蔵されている作品も美術館の建築も大変素晴らしいものでした。

館内の喫茶店から見えるお庭

美術館内には喫茶店「茶楓」があり、美しい庭園を眺めながら足を休めることができます。天気はあいにくの雨でしたが、濡れた庭がかえって美しく見えたように思います。美味しいお菓子と珈琲も格別です。

エシレバターの餡バターサンド。
カロリーは美味しい

夜のメニュ 山菜の天ぷら

さくさく

春の山菜はどうしても天ぷらにして食べたいのです。少しお高いですが、季節ものとして必ず一度はやりたいものです。今回は、たらの芽、蕗の薹、こごみ、うどの4品です。特に蕗の薹がとっても美味しく揚がりました。蕗の薹は少し残ったので蕗味噌にしました。ほろ苦さがたまりません。

まねかれざる客

春になりましてお花屋さんにて桃、梅、桜の枝が出回り始めました。今年は梅も桃も見に行けそうにありませんでしたので、桃の枝をもとめてダイニングに飾っておりました。蕾が開くのを楽しんでいたところ、不意に妻が悲鳴をあげるので何事かと思いきや、思わぬまねかれざる客がいらしたようです。

むしゃむしゃ

モモノハナムシさん(正式名称ノコメトガリキリガ)のお住まいだったようです。私はむしろ嬉しくなって観察していましたが、妻は苦手なようでした。何匹かを探し出して、桃の花数輪とともにベランダへ退散していただきました。

サイレントアースでも語られるように、昨今ほんとうに昆虫をみなくなりました。あんまり毛嫌いせずに、そっとしておいてあげられたら良いのですが。

夜のメニュ ミートボール

少し柔らかく仕上がりました

昔、ヘルシンキを訪れた際に食べた、トナカイのミートボールの美味しさが忘れられません。もちろんトナカイの肉はなかなか手に入りませんから、我が家のミートボールは合い挽き肉で作ります。今日は人参とセロリを混ぜて、キャベツとトマトで煮込み、野菜たっぷりな一皿になりました。オレガノと胡椒の相性も抜群でした。

箱根旅行

2月は妻の誕生日に旅行に行くことが恒例になりつつあります。今回はクラシックホテルに泊まろうということで、再び箱根を訪れたのであります。

まずは箱根登山鉄道にて強羅に向かいまして、箱根美術館へ参りました。お目当ては開催中の「人間国宝と現代の工藝」という展示で、とても人が手で作ったとは思えぬ造形品を堪能しました。常設展には縄文土器や弥生埴輪、各地の陶磁器、景徳鎮など焼き物の歴史をショートコースで観られます。

箱根美術館は国の名勝に指定された「神仙郷」という庭に建ちます。苔庭、石庭、茶室などが配されて、美しい景色を堪能できます。幸いにも晴天に恵まれました。冬と春の狭間で若干オフシーズンでしたが、四季それぞれの風景があるようですので、また再訪したいと思います。

箱根美術館の建つ名勝神仙郷からの風景

私は全く知らなかったのですが、箱根の富士屋ホテルといえば、箱根の歴史を代表するホテルだそうで、知らない人はいないくらい有名なホテルだそうです。

敷地入口からのメインダイング建屋

内装はクラシックで木を基調とした落ち着いたもので、非常に趣のあるホテルでした。建物の中には至る所に彫りの欄間があり、驚くべきことにそのほとんどが異なるモチーフです。ホテル内にはホテルの歴史を語るミュージアムがあり、そこには宿帳にホテルに宿泊してきた人たちの記録が1890年ごろから残されています。とんでもない文化資産です。

旧御用邸菊花荘

富士屋ホテルの敷地内には旧御用邸「菊花荘」があり、ここで朝食をいただきました。こちらも陰翳礼讃といいましょうか、日本家屋の趣があります。建物を迂回して庭を歩くことができます。

富士屋ホテルの滞在は素晴らしいもので、繰り返し来たいと思ったホテルは久しぶりでした。

夜のメニュ 豚ロースのロースト

定番中の定番

近くのスーパーには三元豚がたくさん売られていて、豚の塊肉は比較的お安いので、よく買います。豚のローストは我が家の定番です。表面を強く焼いてから鋳物鍋で火を入れる焼き方は、いろいろな味付けに変えられるうえに、同時にお野菜も沢山作れるのでよくやります。今日はあっさりと塩胡椒にバジルとタイム、白ワインと玉ねぎを一緒に火入れしました。