毒展

入口のパネル

上野にある科学博物館にて開催されていた「毒展」を観覧して参りました。

生物毒は、牙や針といった構造や毒の成分についての収斂進化が大変興味深く、余暇の読書の主題に選ぶ機会が多いテーマです。例えば、昆虫と魚の毒針の形状が驚くほどそっくりであったり、主要な神経毒の成分が共通であったりとさまざまな例があるようです。こうした共通の生物の形状や形態が、どのように物理法則に縛られて獲得されたものなのか、想像が膨らみます。

入口すぐの展示であった拡大されたオオスズメバチ、マムシ、チャドクガの幼虫の模型は、針や牙の形も現代のスキャン技術を使って精巧に作られていました。

前回の宝石展同様に今回もお子様連れの方々で大変な賑わいでした。科学館の企画は毎回面白く、次回も楽しみです。

お菓子メニュ スコーン

もりもり

スコーンはおやつの定番として定期的に焼きます。ホテルオークラが公開してくださっているレシピをもとに、作ります。この日はたまたまカルピスバターが手元にありまして、こんなお高いバターを使う機会は滅多にないと思いまして、ホテルの味を再現してやろうと意気込んだ次第です。最近は蜂蜜で食べるのがお気に入りです。

お菓子メニュ ヨーグルトケーキ

罪のない甘味

お菓子作りはYoutuberのえもじょわ氏のレシピを参考にすることが多いのですが、なかでもこのヨーグルトケーキはお気に入りです。バターやクリームチーズを使わずに、ヨーグルトだけでしっとりとしたチーズケーキのような味わいになります。軽いので、どんどん食べてしまいます。我が家では罪のないケーキと呼ばれております。

麦のワイン

河童頭の修道士は誰かを思い起こさせます・・・

また年を重ねてしまい、いよいよ30代も最後となりました。妻が麦のワインなる飲み物でお祝いをしてくれました。なんでも普通のビールに比べて三倍以上の麦を使った醸造酒だそうで、瓶のまま数年寝かせておけるそうです。数本購入した中からバーレイワインをいただきました。冷たい状態では非常に苦味が強く、常温に戻ると驚くほど甘味を感じます。ビールとは違う飲み物ですね。40年近く生きてきても、まだまだ味わったことがないものはたくさんあるものです。

夜のメニュ:ローストビーフ

ちょっと火が入りすぎました

普段は豚肉大好きな私ですが、年末の特売で牛肉のブロック肉がお安くなっていましたので、ローストビーフを焼きました。ちょっと火が入りすぎてしまいましたが、赤身肉の美味しさを噛み締めました。ソースは余っていた赤ワインを煮詰めて、市販のフォン・ド・ヴォとバターでボルドレーズ風にしました。

年が明けました

お雑煮と紫花豆

2023年になりました。新年を迎えるといつも気持ち新たに頑張ろうと思うのですが、ふと昨年の目標を鑑みて、全くもって達成できていないことを不甲斐なく感じるばかりです。

昨年末は正月料理を色々と作る余裕はありませんでした。紫花豆を炊き、八頭を煮た程度です。お雑煮は昆布と鰹のお出汁に醤油を少々といった薄味です。鶏、牛蒡、葱、人参の下にお餅が佇んでいます。妻は美味しいと言ってくれましたが、若干牛蒡が硬かったようです。

さて、今年はどんな年になりますでしょうか?

椿山荘アフタヌーンティ

山盛り

妻の友人からお祝いに椿山荘のアフタヌーンティーチケットをいただきました。人気のプランのようでなかなか予定が合いませんでしたが、妻がうまく予約をとってくれました。年末かつお日柄がよかったからでしょうか、5家族の披露宴が開かれるとともに、ホテルのチェックインカウンターは賑わいでした。

三段の軽食は大変美味しく、また様々な紅茶を賞味しました。私は結局ダージリンが好きなようです。我が家で焼くお菓子の定番の一つがスコーンですが、このプロのお味を再現できるように精進します。

かわいい模型

椿山荘のフロントはクリスマスの装いで、大変可愛らしい模型が置かれていました。メリーゴーランドや観覧車など遊園地を囲む線路を、サンタクロースが乗った汽車が回っています。今年も残り2週間。このまま穏やかに年が越せるように祈るばかりです。

お菓子メニュ 金柑の甘露煮

艶やかにできました

冬の果物といえば蜜柑など柑橘です。八百屋さんに金柑が山盛りになっていましたので、甘露煮にしました。甘味と酸味とほろ苦さを備えた齧りつけるジャムといった味わいです。

霜月の六本木

ミッドタウン横の遊歩道

11月はちょっとした記念日がございまして、今年は妻と六本木に向かうことと相成りました。

六本木はクリスマスの様相で、ライトアップされた街路や赤と緑に彩られたミッドタウン構内を、老若男女が行き交っていました。ミッドタウン脇の街路ではライトアップと共に、Netflixのロゴを映す謎の球体に人が群がっていました。一体何だったのでしょうか・・・。

当日のお献立

お食事は料理屋「橘」さんへお邪魔いたしました。昨年も同時期にお伺いして、静岡八女の伝統本玉露から始まるお料理がとても素晴らしく、今年もまたということになりました。ご主人の達筆なお献立からも伝わる、その品目の多様さと仕事の細やかさに感心するばかりです。

普段はあまりお目にかからないお野菜を賞味できます。八女の玉露は一煎の後にお浸しとして、山形の甚五右ヱ門芋は揚げ餅のような味わいで、もってのほか菊などの菊花で仕立てられた帆立の腕は鰹節と鮪節の合わせ出汁が上品です。

また季節を変えてお伺いしたいと思います。食後にはいただきもののブランデーを自宅で傾け、大変贅沢な記念日を過ごしました。