お菓子メニュー ブールドネージュ

ブールドネージュとマンハッタン

クリスマスらしいお菓子ということで、リクエストに応えてブールドネージュを作りました。今までちゃんと調べたことがなかったのですが、フランス語で白い雪の玉という意味だそうですね。雪玉に見えるほど綺麗には粉糖がつきませんでした。サクサクと美味しいお菓子です。

焼き上がりがちょっと遅くなってしまったので、マンハッタンと共にいただきました。

夜の一杯 Coopers

オーストラリアの雄

銀座をブラブラと歩きまして、お夕飯をオーストラリア料理のレストランでいただきました。赤身のお肉のグリルがとても美味しいお店でした。ここでCoopersというペールエールをいただきました。オーストラリアではとてもメジャーなブランドだそうですが、恥ずかしながら私は初めて知りました。とても軽やかで美味しいビールでした。

ランチメニュ 蒸し鶏

香草蒸し鶏

リクエストに応えて、クリスマスのランチに蒸し鶏を作りました。たっぷりのローズマリーとクミンシードでサッパリと美味しくできました。写真の上部に少し見えているのは、春菊のサラダです。これも我が家の定番です。

夜の一杯 ネグローニ

ネグローニ at Noir

今日は恵比寿のNoirさんにお邪魔しました。久しぶりに外でお酒をいただきました。少し早い時間からお邪魔して、ネグローニ、ヴェスパーをいただきました。007の映画の影響か、最近ヴェスパーを注文されるお客様が多いそうでした。

夜の一杯とトルコキキョウ

今日はArdbeg

スーパーへの買い出しの帰りに、綺麗な紫色のトルコキキョウが目に入りました。しばらく殺風景でしたので、お部屋が華やかになりました。今日は家事と仕事で一日中慌ただしい日でしたので、お花を肴にArdbegをいただきました。ウィスキーグラスで飲むと甘さがいっそう引き立ちます。

夜のメニュ 秋刀魚のお刺身

秋刀魚のお刺身

秋刀魚は高級魚になってしまいましたね。お刺身にできる生の秋刀魚は東京ではなかなか買えないものになってしまいました。今日は運よく、太く真っ直ぐな大変良い秋刀魚と出会いまして、ここぞとばかりに買ってまいりました。秋刀魚は焼きも良いですが、お刺身も大変美味しいです。

久保亮五展

配布されていた画集

物理学を学んで感動を覚える瞬間は人それぞれであろうと思いますが、学部時代の私にとって初めて線形応答理論に触れたときの衝撃は忘れられません。私たちが実験で測定している感受率という量について、ミクロなモデルから計算する方法を提供するだけでなく、その「時間的相関」という明確な物理的意味を与えており、何を測定しているのかを明らかにしてくれるものだと感じたからです。

線形応答理論の生みの親である久保亮五先生の展示会があるということを、学生時代にお世話になった北原先生の投稿によって知りました。北原先生は久保先生の生誕100周年記念展実行委員会の世話人として、本企画を運営されていたようです。

展示会には久保先生の若き日の作文や手記、線形応答理論を導いたノートなどが展示されていました。学部生時代、岩波の統計力学の教科書を背伸びして読み、写経のように繰り返した練習したあの式の導出が、まさに直筆の久保先生のノートに書かれてるものをみて、こうして知識というものは継承されていくのだと感じ入りました。

冒頭の写真は展示会で配布されていた画集です。この画集は久保先生の勲一等瑞宝章受賞の記念として1994年に発刊されたもので、今回の展示会のためにご遺族のご意向により希望者に進呈いただくことになったそうです。この画集には久保先生が旅行先で描かれたスケッチに、千鶴子夫人の句が寄り添い、ご夫婦の人生の貴重な記録になっています。

小谷正雄先生は海外出張の頻度でも記録保持者でいらっしゃったが「先生はどうして写真をお撮りにならないのですか」と愚問を発したところ、「写真をとると自分の眼で見る暇がなくなりますからね」と言われた。ご名答に恐れ入って、私も写真をとる代り、スケッチに心がけるようになったが、画は写真よりもだいぶ骨が折れる。・・・・・中略・・・それでも勇気を振るって描いたスケッチは二十年間に数百枚になる。・・・・

山河燦燦 久保亮五画文集 序文

数百枚のスケッチとは恐れ入ります。観察と記録という科学の基本を、100年の年月を超えて、先生に指摘されたように感じました。