宝石と心太

公式サイトより

上野は国立科学博物館で開催の、「宝石展」を鑑賞してきました。地層の説明に始まり、岩石の多様性、それらの原石から宝石となる工程、そしてその宝石がふんだんに使われた装飾品までが、多数の現物資料と共に展示されていました。石の面白さは、その多様性だと思います。限られた数の元素からでも、その組合せ次第で様々な形、色、物性を示す。物性好きの私としては、永遠に見ていられる展示でした。

展示は大勢の家族連れで賑わっており、お子さんの中には石の標本を食い入るように見る子も、煌びやかなジュエリーを見入る子もいました。こうした展示を通じて、科学や工業に興味を持っていって欲しいと思うのです。

つるりと涼しげ

さすがに数時間かけて展示を回りますと、腰に疲れが来ます。帰り際に、上野動物園の脇に佇む真鶯亭にて心太をいただきました。疲れた体に黒酢の程よい酸味と塩味が染み入りました。