投資家からの支え

熟成肉の薪ローストと白アスパラ

今日はベンチャーキャピタリストのお二人とお会いしてきました。お二人は創業初期より大変お世話になっている方々です。しばらくオンラインでの会話が多く、実際にオフィスへ伺ってのお話しは、実に1年ぶり以上でした。お二人ともお変わりなくお元気そうで何よりでした。オフィスでは事業の近況と最新のプロダクトをお伝えするとともに、改めて弊社の事業の目指すものをお伝えしました。当初より弊社の狙いを深く理解してくださっていたお二人からは、プロダクトの完成度を褒めていただきました。

夜は南青山のリストランテHiroにてお食事をご一緒しました。黒基調の内装で、密会には持ってこいといった趣のレストランでした。メインは熟成肉のローストと白アスパラでした。お肉は薪でローストされているそうで、とても香ばしい香りがしました。旬のアスパラの香りと相まって、久しぶりの豪華な食事に舌鼓でございました。

お食事をしながら砕けたお話をしていて、こうしたお食事をご一緒してくださることもキャピタリストのお仕事の一つなのだなと思いました。ベンチャー起業というのは新しい市場を作ることに挑戦する会社を立てることですから、その初期はなかなか辛いです。会社の視点では資金繰りや投資家への責任へのプレッシャーがありますし、個人の視点では収入がなくなることもあります。もちろん賢い起業家の方は成長する施策を見つけ出して3〜5年でExitという神業を為されるのでしょうが、残念ながら私にはその力量がありません。おそらく私が目指せることは、コツコツと事業を育てながら、成功への閾値を超えることです。おそらくそれは、諦めないレジリアンスを維持できた人だけが辿り着けるもののはずです。このレジリアンスの維持はキャピタリストの大きな仕事なのだと思います。時に励まし、時に叱り、私たちの背中を押してくれるお二人に感謝の念に絶えません。

またまだ、頑張らなくてはいけませんね。